> よい姿勢ってどんな姿勢?
> 「非認知能力」とは?
> 「非認知能力」どうやって高める?
> リトミックとは?
知能検査や学力検査では測定できない能力。
やる気、自己肯定感、創造力、忍耐力、協調性、自制心、コミュニケーション力、など人の心や社会性に関係する力で、幸せな人生を歩むために重要となる能力です。
昔は近所の子と自由に遊んだり、親以外の人と接する機会も多かったから意図せずとも自然に育っていってたはずの能力…
でも近年は
・親子の深いコミュニケーション時間がたっぷり取れない
・親以外の人とコミュニケーションをとる機会が少ない
・技術の習得に重きをおく習いごとやデジタルツールに触れる機会が増え、受け身の時間が長い
といった環境下もあり大人になってからも下記のようなことがうまくできない、と悩みを抱える人も増えているそうです。
・指示がないと何をすれば良いか固まってしまう
・自分の想いや意見をうまく表現できない
・自分のやる気の根源がよくわからない
・想像がうまくできない
・人に対しての警戒心が強く様々な価値観を受け入れられない
環境的要因が重なり、「認知能力は秀でているのに非認知能力がうまく育っていない」ことで、社会に出てから技術外の部分で支障が出てしまうことがあるようですね。
その状況を見直さねばと、教育の現場でも最近力を入れ始めている分野だそうです。
2020年の小学校の学習指導要領で打ち出された下記の3本の柱のうち2つも「非認知能力」にあたる内容ですね。
・学んだことを人生や社会に活かそうとする「学びに向かう力、人間性など」
・実際の社会や生活で生きて働く「知能及び技能」
・未知の状況にも対応できる「思考力、判断力、表現力など」
せっかく親子で頑張って優秀に立派に育っても、本人の幸せ度だけなかなか上がらない、といった状況が生まれてしまうのは本当にもったいない。
子どもにはずっと幸せいっぱいでいて欲しいですよね!
そのためにも「非認知能力」にも目を向けて、社会で幸せに自分の個性や能力を発揮できるようにしてあげたいなと強く思うのです。
では「非認知能力」ってどうやって高めれば…?
具体的には、実際にその能力が必要となる場面の「体験」を増やしてあげることが活性化につながっていきます。
あいきのレッスンで意識していることは下記。
・自らの意思で行動を決める体験・“自分で“立てた目標に向かい達成する体験
・失敗の経験とそれを克服する喜びの体験
・自分の「好き」を自分で見つける体験
・その「好き」という気持ちを大切にし、味わう体験
・自分の想いや考えを表現する体験
・周りの想いや考えを汲み取り、理解し、称える体験
受け身のレッスンではなく、常にコミュニケーションをとりながら進めていきます。
失敗も成功も全て楽しい経験として、本人にとって大切にしたい経験としてインプットされるよう演出します。
会員の皆様とはレッスンノートを用いて、「目標設定とそれに向けた自身の歩み」「継続した努力の蓄積」を見える化していきます。
非認知能力なのではっきりと認知することは難しいかもしれませんが、普段の物事に向き合う姿勢や言動などで変化を感じていただけるのではと思っています。
最近よく聞くようになった「リトミック」ですが、実際は何のことなのかを知らない人は多いと思いますので改めて。
・・・・・・・・・・
リトミックとは(改訂新版 世界大百科事典より)
身体の運動(基本は歩行)でリズムを体現し,音楽を聴覚だけのものとせず,身体活動(筋肉)と精神活動(頭脳)を統合した音楽表現を目ざす。 人間活動における感覚・意識・行動の調和と発展をはかる音楽教育の一方法であり,音楽による教育の一方法でもある。
・・・・・・・・・・
0歳ベビーからでもできる「非認知能力」活性化に役立つ教育法だと近年注目されており、様々な習いごとに積極的に取り入れられています。
あいきのレッスンもその一つ。
リトミックは下記の3要素で成り立ちます。
①リズム運動 音を感じそれに合わせ身体を動かす
②ソルフェージュ 歌を歌い音感を育てる
③即興演奏 自由に音楽を表現する
あいきのレッスンでは、「子ども姿勢ヨガ」に上記のようなリトミック要素を加えることで、子どもたちがより楽しく積極的に取り組みたくなる工夫を散りばめています。
ページをシェアする
〜N-posit〜
長坂合氣(ながさかあいき)
E-mail:n.posit22@gmail.com